ダイトウアセンソウゴノセカイ

大東亜戦争後の世界

仲小路彰の「地球論」思想

野島芳明 著(文明史研究家)



四六並製  168頁
定価:2000円+税

平成19年12月23日発行


ISBN978-4-88656-312-5
C0036



グローバル化する世界を終戦直後に予測していた天才がいた!

大東亜戦争後の世界は誰が引き継ぐのか。
「漫然と世界の長」たるアメリカ発のグローバリゼイションの無思想性を超克し、
来るべき地球時代の新ビジョンを示す。

序  章 グローバリズムから「地球論」思想へ
第一章 日本から世界への発信
第二章 「地球論」の構想
第三章 マルクス主義とソ連・中国
第四章 アジア・ナショナリズムの行方
第五章 「聖人伝」シリーズの開設
参考資料 仲小路彰著書目録
【著者略歴】
野島 芳明(のじま よしあき)
大正十四年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。拓殖大学海外事情研究所研究員を経て、執筆活動に従事。日本戦略研究所主任研究員。『人民戦争』(原書房)、『都市ゲリラ戦争の研究』(平和警備保障会社)、『ソ連なんか怖くない』(蒼洋社)、『国際テロリズムの研究』(全貌社)主筆。文明史研究家。主な著書に『大川周明』(新人物往来社)、『アジア先覚者列伝』(民族公論社)、『鏡と剣』(島津書房)、『芭蕉の宇宙』『万葉ルネッサンス』『源氏物語交響曲』『日本文化のかたち』『テロリズムと「遠人思想」』『昭和の天才 仲小路(展転社)。共著に『文明の大潮流』『超巨石文明と太陽信仰』(日本教文社)ほか多数。
関連書籍
『昭和の天才 仲小路彰』
『テロリズムと「遠人思想」』
『日本文化のかたち』