ショウワノテンサイナカショウジアキラ

昭和の天才 仲小路彰
終戦工作とグローバリズム思想の軌跡


野島芳明 著(文明史研究家)



四六並製  320頁
定価:3000円+税

平成18年7月30日発行


ISBN4−88656−288−4
C0036



大東亜戦争は負けたのではない!

戦時中に米ソの冷戦を予測し、終戦工作と次なるグローバリズムの時代を提言した仲小路彰。
厖大な著作からグローバリズム思想の核心を抽出し、知られざる哲学者の現代的意義を再発見する。

第一章 仲小路彰の生涯
第二章 グローバリズム思想の歩み
第三章 グローバリズムとは何か
第四章 グローバリズム思想の基本的な概念
第五章 世界各国国民・民族の深層心理
第六章 未来文明のモデル
補  章 アメリカ発のグローバリズムに逆らって
参考資料 仲小路彰の略年譜/『我等斯ク信ズ』
【著者略歴】
野島 芳明(のじま よしあき)
大正十四年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。拓殖大学海外事情研究所研究員を経て、執筆活動に従事。日本戦略研究所主任研究員。『人民戦争』(原書房)、『都市ゲリラ戦争の研究』(平和警備保障会社)、『ソ連なんか怖くない』(蒼洋社)、『国際テロリズムの研究』(全貌社)主筆。文明史研究家。主な著書に『大川周明』(新人物往来社)、『アジア先覚者列伝』(民族公論社)、『鏡と剣』(島津書房)、『芭蕉の宇宙』『万葉ルネッサンス』『源氏物語交響曲』『日本文化のかたち』『テロリズムと「遠人思想」』(展転社)。共著に『文明の大潮流』『超巨石文明と太陽信仰』(日本教文社)ほか多数。
関連書籍
『テロリズムと「遠人思想」』
『日本文化のかたち』