レキシキョウカショガカクシテキタモノ

歴史教科書が隠してきたもの
「中学校歴史」各社教科書を総点検する


小山常実 著 (大月短期大学教授)





四六並製  208頁

定価:1500円+税

平成21年6月9日発売


ISBN978-4-88656-336-1
C0036


歪曲は原始古代から始まっていた!


近隣諸国への「配慮」は近代のみならず全時代を覆い、
他国を祖国とするかのような認識と記述が横行するなか、
日本史の真実は意図的に隠され続けた。
平成21年度採択戦を前に関係者必読の一書、緊急出版。

【目次】

序 章 教科書は果たして改善されたのか
第1章 原始古代編……日本を中韓より劣った存在として位置づける
第2章 中世編……日本を韓国の恩義に報いない国として描く
第3章 近世編……いまだに江戸時代を暗く描く
第4章 近代国内編……明治憲法体制を否定的に描き、共産主義を美化する
第5章 近代の戦争編……近代日本を邪悪なる国として描く
第6章 戦後編……保護国思想を拡大強化する
第7章 各社教科書の総括評価
第8章 歴史教科書の狙いとは何か……教科書の思想的特徴
【著者略歴】

小山常実(こやま つねみ)

昭和24年、石川県金沢市生まれ。昭和53年、京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得。現在、大月短期大学教授。専攻は、日本教育史、日本憲法史、日本政治思想史。主な著書・論文に、『天皇機関説と国民教育』(アカデミア出版会)、『戦後教育と「日本国憲法」』(日本図書センター)、『歴史教科書の歴史』『「日本国憲法」無効論』(以上、草思社)など多数
関連書籍
『憲法無効論とは何か』
『公民教科書は何を教えてきたのか』