あじあえいゆうでん

アジア英雄伝

―日本人なら知っておきたい25人の志士たち―


坪内隆彦 著 (ジャーナリスト)


四六並製  416頁

定価:2500円+税

平成20年11月23日発行


ISBN978‐4−88656−328−6
C0020


かつて「興亜」の二文字に振起し、植民地の解放を目指し苦闘を続けたアジアの英雄。
彼らと日本との関わりを明らかにし、知られざる“汎アジア・ネットワーク”を浮き彫りにした待望の先覚者列伝。

●先覚者に学ぶ  伊達宗義
●「興亜」の復権  頭山興助

序にかえて アジア黎明の時代

◆志士列伝◆
金玉均 康有為 アンドレス・ボニファシオ アナガーリカ・ダルマパーラ アルテミオ・リカルテ 孫文 李容九 マハトマ・ガンジー オーロビンド・ゴーシュ ムハンマド・イクバール ウ・オッタマ クォン・デ 宋教仁 ビハリ・ボース マヘンドラ・プラタップ マハンマド・クルバンガリー べニグノ・ラモス チャンドラ・ボース ビブン・ソンクラ―ム スカルノ モハマッド・ハッタ アウン・サン スハルト マハティール・ビン・モハマド ラジャー・ダト・ノンチック

●解題  クリストファー・スピルマン

おわりに 国内維新から興亜へ
≪著者略歴≫

坪内 隆彦(つぼうち たかひこ)

昭和40(1965)年生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、日本経済新聞社に入社。平成元年退社後、フリーランスで取材・執筆活動に入る。同3年に「国連における大国協調の光と影」で佐藤栄作賞(国際連合大学協賛財団懸賞論文優秀賞)を授賞。主著に『アジア復権の希望マハティール』(亜紀書房、平成6年)、『キリスト教原理主義のアメリカ』(同、同9年)『岡倉天心の思想探訪』(勁草書房、同10年)など。『月刊日本』編集委員、社団法人日本マレーシア協会理事、拓殖大学創立百年史編纂室嘱託。現在、『月刊日本』に「日本文明の先駆者」を、『月刊マレーシア』に「明日のアジア望見」を連載中。
関連書籍
『GHQが恐れた崎門学』
『維新と興亜に駆けた日本人』