南京事件の核心
―データベースによる事件の解明―
冨澤 繁信 編著(日本「南京」学会理事)


四六上製  240頁
定価:2500円+税

平成15年7月10日発行


ISBN4−88656−236−1
C0021
「本書は、南京にいた人たちの当時の主張を、いつ、どこで、何があったかを、あらゆる角度から浮き彫りにした、唯一の書である。このデータベースを素通りにして、南京の安全地帯で虐殺があったと主張することはできなくなった。」(日本「南京」学会会長・亜細亜大学教授 東中野修道)
「南京事件」に関する一次的な史料を可能な限りデータベース化し、全ての事件をリストアップ。相互に矛盾する反日プロパガンダ・偽りの証言・ためにするデマを分類集計された客観的データが突き崩した。
これが「南京事件」の核心だ!
第一篇 「南京事件」の舞台と登場人物
第二篇 安全地帯という舞台の上で起こった事件
第三篇 「南京事件」の報道
第四篇 「南京事件」胚胎の温床としての市民生活
《著者略歴》
 冨澤 繁信(とみざわ しげのぶ)
大正15年(1926)2月3日横浜市生まれ。小学校は東条英機が自殺未遂、収監されていた大島小学校。昭和17年神奈川県立第一中学校を卒業後、第一高等学校文科入学。卒業後、東京大学文学部独文学科に入学。卒業後、東京大学経済学部経済学科に入学。昭和26年、住友信託銀行入社。審査部長、経理部長、神戸支店長を経て取締役、常務取締役就任。退任後、住商リース副社長就任、昭和63年退任。新しい歴史教科書を作る会に設立以来ボランティア奉仕し、組織委員長となる。現在、南京事件研究会会員、日本「南京」学会理事事務局長。
著書論文「データベースによる『南京事件』の解明」(『日本「南京」学会年報 南京「虐殺」研究の最前線 平成14年版』所収)
関連書籍
「『南京安全地帯の記録』完訳と研究」
「南京『虐殺』研究の最前線 平成14年版」