まづ一献
―荻窪酔夢談―
森田 忠明 著(桜風亭主人)



四六並製  272頁
定価:1748円+税

平成5年9月25日発行


ISBN4−88656−093−8
C0095


文人の里・荻窪に居をかまへ、酒をこよなく愛する桜風亭主人が、
うつろひ行く折々のテーマを「花鳥風月」に託した痛快エッセイ!

(花ノ篇)偏見的現代酒場考/これはたまらん/肝やつぶさん/こだはりの鍋/鳥の埋め食ひ
(鳥ノ篇)猫と拳銃/取らばや鬼の首/とかく町にはことなかれ/笑つて悄気て/通報マニア諸君
(風ノ篇)につこり笑つて、斬る/強き者よ爾の名は乞食なり/ただでは死なぬ/サクラ吹雪
(月ノ篇)泥棒の今昔/月下美人/サウナ嫌ひ/八つ当たり/さらば貧乏症/不可解づくし
《著者略歴》
 森田 忠明(もりた ただあき)
昭和24年、兵庫県に生まれる。国士舘大学政経学部に学び、昭和51年、東亜学院中国科卒。しばしば中国自由旅行団を組織し、自ら通訳兼案内人として大陸を闊歩。月刊誌「アジアの風」ならびに櫻風亭歌会主宰。森田塾塾長。日本文芸家クラブ会員。
著書
『獄中ナンバー689』(東京経済)
『憂国と望郷―昭和浪人逍遥賦』(島津書房)
関連書籍
『論語のやぶにらみ』
『長城』