国家破産
―東ドイツ社会主義の45年―
東中野 修道 著(亜細亜大学教授)



四六上製  414頁
定価:2718円+税

平成4年8月1日発行


ISBN4−88656−083−0
CO022

「東ドイツ」とは何であったか。
徹底した現地取材とインタビューで「刑務所国家」の実像を暴く。

第1章 社会主義の「計画的」建設
第2章 東欧初の労働者蜂起
第3章 「強制収容所」のシンボル
第4章 「刑務所国家」の思想
第5章 封鎖国家からの逃亡
第6章 「壁」崩壊への道
第7章 東ドイツ十一月革命
《著者略歴》
 東中野 修道(ひがしなかの おさみち)
昭和22年、鹿児島に生まれる。同46年、鹿児島大学法文学部(西洋史)卒業。同52年、大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。同60年、西ワシントン大学客員教授(日本思想史)。同63年、西独ハンブルク大学客員研究員。現在亜細亜大学教授(社会思想視、日本思想史)。文学博士。
著書
『東ドイツ社会主義体制の研究』(南窓社)
『国家破産―東ドイツ社会主義の45年』(展転社)
『社会思想の歴史18講』(アジア書房)
翻訳
『吉田松陰』(ハインリッヒ・デュモリン著、南窓社)