のぎまれすけしょうぐん

乃木希典将軍
―嗚呼至誠の人―
吉川 寅二郎 著(作家)


B6並製  144頁
定価:971円+税

昭和59年10月13日発行


ISBN4−88656−08−2
CO023


“至誠一貫”の美しい生き方をした乃木希典の生涯に魅かれる戦後教育を受けた著者が綴る一代記。

はじめに
少年時代
泣き虫の乃木を変えた『士規7則』
乃木将軍の教育精神とは
乃木将軍とゆかりの人たち
乃木将軍の逸話―篠の井駅頭の感激
乃木将軍と辻占売り少年
金倉寺妻帰しの松
静子夫人の婦道
至誠の人
乃木大将と日露戦争
二百三高地の戦勝報告
学習院長としての乃木
明治天皇崩御と乃木の決意
乃木将軍と『中朝事実』
殉死

《著者略歴》
 吉川 寅二郎(よしかわ とらじろう)
本名・二川守。昭和17年、富山県生まれ。高校時代に病を得、以後、二十代の五年間は闘病生活を送り、その中で宗教・国学を独学。元生長の家本部講師。
現在、松蔭研究会会長、(財)道義新生会理事、月刊「生きる智慧」編集長、乃木神社中央乃木会評議員。