インドネシアの独立と日本人の心
総山 孝雄 著(東京医科歯科大学名誉教授)



四六上製  214頁
本体:1748円 (税別)

平成4年4月29日発行


ISBN4−88656−078−4
CO036


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独立戦争に参画した人々が語るアジア解放への熱望と歴史の真実。
第1章 第二南遣艦隊とインドネシアの独立
第2章 日本の近衛第二師団とインドネシアの独立
第3章 在メダン日本軍航空隊とインドネシアの独立戦士
第4章 日イ関係推移の総括
第5章 歴史が曲げられた原因の分析
《著者略歴》
 総山 孝雄(ふさやま たかお)
大正5年岐阜県美濃市に生れる。東京医科歯科大学名誉教授。
昭和13年東京高等歯科医学校卒、甲種合格して近衛歩兵第三連隊に入営。
昭和15年南支出征、近衛師団通信隊無線小隊長。
昭和16年仏印進駐、さらにタイ国進駐、マレー・シンガポール攻略後、スマトラに上陸して駐留。
昭和20年近衛歩兵四連隊通信中隊長として終戦を迎え、軍渉外部のインドネシア係となる。
昭和21年復員、東洋女子歯科医学専門学校奉職。
昭和25年母校東京医科歯科大学に復帰し、同35年教授、同57年退官して名誉教授。
昭和62年日本学士院会員に選任。紫綬褒章・勲二等瑞宝受賞。国際歯科連盟副会長をはじめ内外諸学会の会長副会長を歴任。歯学研究により各種の国際賞受賞。