大東亜戦争への道 中村 粲 著(獨協大学教授) A5上製 664頁 定価:3800円+税 平成2年12月8日発行 ISBN4−88656−062−8 CO021 |
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戦後の自虐史観を排して開戦に至る道程を明治の始めから巨視的かつ克明に辿り、歴史の真相を解明する大東亜戦争論の決定版。 「満洲は中国領土か」「日本人はこんなに虐殺されてきた」「盧溝橋事件の真犯人は」「東条英機は侵略主義者か」「12月8日に新聞は何に書いたか」。 戦後のタブーに敢然と挑む、衝撃の1500枚。 |
序章 歴史問題 第1章 近代日韓関係の始り 第2章 日清戦争 第3章 日露戦争 第4章 日米抗争の始り 第5章 第一次世界大戦と日本 第6章 米国の報復―ワシントン会議 第7章 国際協調の幻想 第8章 革命支那と共産主義 第9章 赤色支那の対応 第10章 満州事変 第11章 北支をめぐる日華関係 第12章 国共内戦と西安事件 第13章 盧溝橋事件の真相 第14章 戦火、上海から南京へ 第15章 新「虐殺」考 第16章 対支和平の努力 第17章 防共の戦ひ 第18章 対米関係悪化への我が対策 第19章 日米交渉 第20章 日本の和平努力空し 終章 改めて大東亜戦争を思ふ |
《著者略歴》 中村 粲(なかむら あきら) 昭和9年、東京に生まれる。東京大学文学部卒業。昭和45年より朝日新聞やNHKなどの偏向報道を批判する言論活動、街宣運動に挺身。昭和46年から47年にかけて朝日新聞本社前で朝日新聞糾弾演説、偏向新聞打倒デモを行ふ。同46年、田中内閣の日華断交政策に反対して中華民国支援運動を展開。同50年、より毎年12月8日、学生を引率して靖国神社に参拝。また同年より学生を引率して自衛隊体験入隊を実践。同61年、所謂「藤尾発言」をめぐり韓国の学者と日韓歴史論争を行ひ、日韓併合には韓国側にも責任のあることを主張する(『文藝春秋』および韓国誌『新東亜』同年12月号に「激論!日韓大闘論」として掲載)。その後、平成7年の戦後五十年「国会謝罪決議」問題では四千人の抗議集会・国会請願デモ、NHKや朝日新聞社への偏向報道抗議デモなど謝罪決議阻止運動の陣頭に立つ。平成6年7月号より月刊誌『正論』に「NHKウオッチング」を連載。NHK報道を批判し受信料不払運動を展開。平成7年、編集委員をつとめた東京裁判資料刊行会編『東京裁判却下未提出弁護側資料』(全八巻)にて第43回菊池寛賞を受賞。同年、朝日新聞「論壇」の採用基準を批判して提訴。翌8年、偏向した中学校歴史教科書の検定合格は違反として文部省デモ、小杉文相と直談判。また同年来、月刊誌『正論』で林健太郎氏と歴史論争を重ねる。平成9年、違法教科書で学ぶ義務なしと東京地裁に提訴。現在、獨協大学教授(専攻は日本近代史)、昭和史研究所代表、NHK報道を考える会代表。 著書 『日本弁護論』T,U[東京裁判パル判決書原文抜粋](研究者出版) 『「韓国併合」とは何だったのか』(日本政策研究センター) 共著 『日本は侵略国家ではない』(善本社) |