|
かたくなにみやびたるひと 乃木希典 乃木神社総代会 編著 文責:文榮友隆 四六並製 232頁 定価:1600円+税 平成30年11月3日発行 ISBN978−4−88656−467−2 C0095 |
今、鮮やかによみがえる「人間」乃木希典の真実―― いわゆる「軍神」として雲の上に祭り上げているのみでは、偉大な先師達の学統を継ぎ、明治の大御代に至誠を貫いた「人間」乃木希典の精神、とりわけその「天皇観」に肉薄することは難しいであろう。生前の面影を偲びつつ、その奥に秘められた苦悩や悲嘆をも間近に感得せんと心を傾ける。そこに活きた学びがあり、神祭りの真髄があるということを、編者は本書を通じて改めて世に問い掛けているのではあるまいか。 石清水八幡宮宮司 田中恆清 |
序 章 かたくなにみやびたるひと 第一章 乃木希典の人格形成と思想形成 第二章 軍人としてのみちのり 第三章 結婚そして第十一師団長まで 第四章 日露戦争旅順攻囲戦の正しい評価 第五章 皇基護持への道程 第六章 乃木神社創建へ 追 録 論壇の雄の論考を紹介する |