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ある外交官の回想 激動の昭和に生きて 戦中・戦後の真実 橋利巳 著 四六並製 256頁 定価:1500円+税 平成30年10月17日発行 ISBN978−4−88656−465−8 C0021 |
外務省で「移住」を担当し、さらに外交官として中南米に勤務した著者が遭遇したさまざまな出来事を克明に記す。 |
第一部 一、生い立ち 二、東京へ、父と兄の入隊 三、少年時代、教育勅語と八紘一宇 四、支那事変 五、東京大空襲 六、敗戦・玉音放送 七、進駐軍 八、占領時代、公職追放と教育改革 第二部 九、日本建国の歴史 十、引揚調査と慰安婦問題 十一、青春の思い出 十二、反日韓国 十三、懐かしの外務省文書課 十四、陸上自衛隊幹部時代 十五、憲法改正問題 十六、思い出の京都 第三部 十七、再び外務省へ 十八、神戸移住センター 十九、南米移住船「ぶらじる丸」輸送監督 二十、ブラジルの大地 二十一、ボリヴィアの開拓 二十二、移民小説「蒼氓」と「二つの祖国」 二十三、外務省大阪連絡事務所「王女様」と「表千家」 第四部 二十四、ボリヴィア在勤「チェ・ゲバラの死」と「ゴム景気と日本人」 二十五、ウルグァイ在勤「都市ゲリラ・ツパマロス」と「日本赤軍」 二十六、キューバ在勤一回目「大量亡命事件 二十七、南米移住の終焉「ブラジルJICA資産の処分」 二十八、グァテマラ在勤「経済協力の実態」と「屋須弘平」そして「日本人の心」 二十九、 キューバ在勤二回目「カリブ海の真珠の島」と「中南米一大きい日本庭園をつくった話」 |
橋利巳(たかはし としみ) 昭和4年秋田県生まれ。明治大学法学部卒。 外務大臣官房文書課、陸上自衛隊幹部、外務省移住局企画課、神戸移住センター、外務省大阪連絡事務所、中南米移住局移住課、在ボリビア、在ウルグァイ、在グァテマラ、在キューバ日本大使館勤務。 著書に「戦後海外移住の一考察」(領事移住部)「カリブ海の夕陽と革命の嵐」(霞関会)など。 |