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三島由紀夫かく語りき


篠原裕 著



四六並製  320頁
定価:1800円+税

平成29年4月29日発行


ISBN978−4−88656−435−1
C0036


決起からほどなく半世紀。 三島氏は我らに何を遺していったのか? 膨大精緻なる創作と言動の一端に、元楯の会一期生が肉迫する!


其の一 「文化防衛論」
其の二 「水戸の血」
其の三 「果たし得てゐない約束」―私の中の二十五年
其の四 「実感的スポーツ論」
其の五 「日本人の誇り」
其の六 「第一の性」―プレースリー、アラン・ドロン&三島由紀夫
其の七 「葉隠入門」
其の八 「私の遍歴時代」―太宰治、芥川龍之介&川端康成
其の九 「わが育児論」―結婚・育児・教育について
其の十 「アポロの杯」
其の十一 「若きサムラヒのために」
其の十二 「雪」
其の十三 「天皇」
其の十四 「二・二六事件」
其の十五 「日本国憲法」
其の十六 「楯の会と自衛隊」
其の十七 「革命哲学としての陽明学」
其の十八 「四つの河」と「最後の言葉」
其の十九 「美・エロティシズム・死」
其の二十 「士道論争」―石原慎太郎
其の二十一「 尚武のこころ」―村上一郎
あとがき
私たちの主張

《著者履歴》
篠原裕(しのはら ゆたか)
昭和二十二年、水戸市生まれ。水戸一高から早稲田大学法学部に進む。在学中に橘孝三郎、三島由紀夫に出会い師事。卒業後、水戸徳川家職を経て潟Jスミ。関連会社役員を経て平成二十二年から ゆう・プラニング代表取締役。同二十四年から、しきしま会事務局長を務める。かすみがうら市在住。