まぼろしの楽土・満州 やまだ つとむ 著(財)天風会本部常任顧問 四六上製 278頁 定価:1456円+税 昭和63年10月10日発行 ISBN4−88656−042−3 CO036 |
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ソ連兵達との人情味あふれる交流や師・中村天風との出会いなどをほのぼのと描く。広岡達郎氏推薦。 |
第1部 国境のない町 戦火せまる、われ敗れたり、ソ連軍進駐、女狩りと男狩り、戦後珍商売往来、スパイの友情、自警団VS強盗団、ソ連兵は写真がお好き、八路純情、旅路の果て 第2部 夢と冒険の国 大陸の夢、新天地、匪賊の影、雨と水の競演、婚約と召集令、地震探鉱物語、大草原ホロンバイル、奇跡の断崖 |
《著者略歴》 やまだ つとむ(本名・山田務名 やまだ ちかあき) 大正3年、東京生まれ。昭和13年、東京大学工学部鉱山冶金学科卒業後、満洲鉱業開発に入社し、翌14年、京都大学理学部地質学教室に留学。戦後、京都大学理学部地球物理学科助手・同大工学部講師を経て、同23年、石原産業入社。同社常務取締役・東京支社長等を経て、同48年、富士チタン工業社長に就任。同60年、同社を退社。現在、(財)天風会本部常任顧問・講師。 |