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さらば戦後精神

藤田省三とその時代
植田幸生著



四六並製  224頁
定価:1800円+税

平成26年10月3日発行


ISBN978−4−88656−408−5
C0036
戦後体制とは巨大なマジックミラーの時代であった。内側ではアメリカが牛耳をとり外側の日本人は明き盲に過ぎなかった。ひとりの“進歩的知識人”を通してそのカラクリに肉薄する。
第一章 「戦後の議論の前提」
第二章 戦中少年・藤田省三
第三章 反動思想家としての丸山眞男
第四章 「天皇制国家」との対決
第五章 高度成長と戦後思想の終焉
第六章 戦後精神の葬送

《著者履歴》
植田幸生(うえた ゆきお)
昭和35年静岡県生まれ。
昭和54年法政大学入学後、藤田省三ゼミにおいて藤田教授の指導を受ける。昭和59年大学卒業後、出版社勤務等を経て、近現代史を中心とする課題を探求しつつ現在に至る。千葉県市川市在住。