ふるさとなる大和
日本の歴史物語

保田與重郎 著



四六上製  184頁
定価:1500円+税

平成25年10月17日発行


ISBN978−4−88656−391−0
C0021
日本浪曼派の精神がここに蘇る。
大和朝廷発祥の地で生まれ育った保田與重郎が、武勇と詩歌に優れた国のはじめの偉大な先人たちを活き活きと描き出す上古日本の歴史物語。
神武天皇
日本武尊
聖徳太子
万葉集物語
《著者履歴》
保田與重郎(やすだ よじゅうろう)
明治43年(1910)4月、奈良県桜井町(現桜井市)に生まれる。
文学・美術評論家。東京大学美術科卒業。大学在学中に同人誌「コギト」をはじめ、昭和10年(1935)に中谷孝雄らと「日本浪曼派」を創刊。昭和24年(1949)には雑誌「祖国」を興し、戦前・戦中の思想文芸観をいっそう深める。
代表作に『日本の橋』『戴冠詩人の御一人者』『万葉集名歌選釋』『現代畸人伝』など。昭和56年10月逝去。