日本文明の肖像T
一国一文明の宿命と可能性


遠藤浩一 編著



四六並製  250頁
定価:1800円+税

平成25年7月30日発行


ISBN978−4−88656−388−0
C0036

平成24年度拓殖大学日本文化研究所公開講座。

一つの文明圏としての日本。豪華執筆陣が天皇、祭祀、音楽、文学、経済などを取り上げ、日本文明の多彩な相貌を明らかにし、その宿命と可能性に迫る。

第一章 日本文明――渡部昇一
第二章 私と音楽、私の音楽――すぎやまこういち
第三章 日本再生の経済・財政学――松田学
第四章 日本の精神の城壁――新保祐司
第五章 わが国柄の特性――大原康男
第六章 日本はこうして勝つ――日下公人
第七章 一国一文明の宿命とその保守――中西輝政
第八章 日本文明の可能性――井尻千男・呉善花・黄文雄・石平・モロジャコフ・ワシーリー・遠藤浩一
《編者略歴》
遠藤浩一(えんどう こういち)
昭和33年、石川県金沢市生まれ。昭和56年、駒澤大学法学部卒業。民主党広報部長などを経て拓殖大学大学院教授、日本文化研究所所長、国家基本問題研究所理事・企画委員。平成22年第10回産経新聞正論新風賞受賞。
主な著書に『政権交代のまぼろし』(産経新聞出版)、『福田恆存と三島由紀夫1945〜1970』(麗澤大学出版会)、『戦後政治史論―窯変する保守政治 1945-1952』(勁草書房)などがある。
関連書籍
『日本文明への肖像U』
『日本文明論への視点』