回天
菊水の流れを慕う若者たち

片山利子 著



四六並製  352頁
定価:1900円+税

平成24年9月7日発行


ISBN978−4−88656−378−1
C0021
必死必殺の特攻兵器として開発された人間魚雷「回天」。
提唱者・黒木大尉は十九年九月七日、訓練中に殉職。
「黒木に続け!」を合言葉に添乗員たちは猛訓練に励む。
祖国のため散華された至純な若者たちの壮絶な生と死の真実。
第一章 回天の事業空拳を奈せん―黒木少佐の苦闘―
第二章 友々よびつ死してゆくらん―黒木に続け! 仁科に続け!―
第三章 回天、その芳香永遠に消すまじ
《著者履歴》
片山利子(かたやま としこ)
昭和27年、群馬県生まれ。同46年、群馬県立桐生女子高等学校卒。同50年、立教大学文学部ドイツ文学科卒。平成元年、國學院大學文学部史学科卒。同年、明照学園樹徳高等学校へ非常勤講師として奉職。主な著書に『職ニ斃レシト雖モ』(展転社)がある。
関連書籍
『職ニ斃レシト雖モ』