役に立たない自衛隊、だからこうする
元・防衛官僚の緊急提言

関肇



四六並製  256頁
定価:1800円+税

平成22年11月20日発行


ISBN978−4−88656−350−7
C0031
専守防衛、集団的自衛権、自衛隊の現状……。
政治家の無知で国滅ぶ。
今こそ制度機構面の改編に着手しなければ尖閣・領土領海の保全はままならない。かくあるべき「自衛隊」を現実具体的に提案する。
【目次】
第一章 差し迫った国境問題
第二章 日本の平和主義と政治
第三章 周辺諸国の情勢
第四章 米国との関係
第五章 日本の防衛対策
第六章 役に立たない自衛隊
第七章 自衛隊を役立つよう改革する 
【著者略歴】
関 肇(せき はじめ)
昭和11年生まれ。同29年、私立武蔵高校卒業。同30年、東京大学入学。同38年、国家公務員採用上級(甲種)試験(法律)合格。同39年3月、東京大学卒業、4月、防衛庁入庁。同40年3月、第9期空挺レンジャー課程終了(文官で唯一人)。防衛局システム分析室長等を歴任。同57年、在オーストリア(在ウィーン)日本国大使館参事官。同62年、内閣審議官(内閣官房内閣安全保障室)。同63年、防衛大学校総務部長。平成元年、仙台防衛施設局長。同3年、防衛医科大学校副校長。同5年、防衛庁退職。同8年、防衛技術協会理事長。同14年5月、関はじめ事務所設立。12月、虎ノ門戦略研究所を設立、明倫短期大学理事、現在に至る。共著に『PKOの真実』(経済界)、監修に『人生で大切なことはすべて自衛隊が教えてくれた』がある。