ジャパンハッケンデン

ジャパン発見伝


日本への20の視点

山本茂 著(ノンフィクション作家)


四六並製  392頁

定価:1900円+税

平成20年6月29日発行


ISBN978-4-88656-324-8
C0021

『歴史毒本』『つい他人に話したくなる歴史のホント250』の著者が、
そのウンチクと博学博識の全てを傾けて「世界に誇る日本」の正体を探る。

【目次】
序章 私たちの“国のかたち”とは何か
第一章 [宗教]カミはゴッドではない
第二章 [天皇]君臨すれど統治せず
第三章 [経済]資源小国のビッグチャレンジ
第四章 [法律]訴訟を嫌い和議を尊ぶ
第五章 [理想]自由と平等は両立する
第六章 [感性]美は小さきものに宿る
第七章 [労働]職業に貴賤なし
第八章 [治安]“恥の文化”が保障する安寧
第九章 [権力]英雄豪傑の要らない国
第一〇章 [文芸]名もなき草莽の詩人たち
第一一章 [企業]擬似ファミリーとしての会社
第一二章 [言葉]曖昧表現こそ尊ばれる
第一三章 [漫画]団塊世代とともに進化した文化
第一四章 [野球]ものみな“道”になる
第一五章 [教育]貴賤男女の別なく学べ
第一六章 [娯楽]パチンコはなぜ王様か
第一七章 [極道]アウトローの心情世界
第一八章 [政治]タカ派の逆襲が始まる
第一九章 [倫理]市民モラルとしての武士道
第二〇章 [歴史]アジア植民地解放の大義
終章 若者よ、胸を張って旅を征け
【著者略歴】
山本 茂 (やまもと しげる)

昭和12(1937)年、北海道生れ。北海道大学農学部卒。毎日新聞社会部、「サンデー毎日」編集次長を経て、ノンフィクション作家として独立。九州女子大学教授、映画専門大学大学院客員教授など歴任。著書に『カーン博士の肖像』『ピストン堀口の風景』『アンラッキー・ブルース』(以上、ベースボール・マガジン社)、『神童』『松葉杖のラガーマン』(以上、文藝春秋)、『物語の女―モデルたちの歩いた道』(講談社)、『歴史毒本』『つい他人に話したくなる歴史のホント250』(以上、光文社)、『エディ』(PHP研究所)、『十字架の男ベン・ジョンソン』(毎日新聞社)、『復活―ロッキーを倒した男』(幻冬舎)など多数。埼玉県所沢市在住。