なんきんじけんはってんし


「南京事件」発展史


冨澤繁信 著(日本「南京」学会理事)


四六上製  232頁
定価:2000円+税

平成19年1月13日発行


ISBN978-4−88656−298−2
C0021


「南京事件」は時と場所を移して変貌し肥大化し、
反日プロパガンダの巨怪にまで「発展」した。
<原初的南京事件><ベイツ南京事件>
<東京裁判南京暴虐事件><朝日新聞南京大虐殺事件>
その始まりから今日に至るまでをデータベースを駆使して追究した
著者の「南京事件」研究の完結論考。
第一篇 「南京事件」発展史  それは宣教師との争いから始まった
第二篇 「原初的南京事件」の代表者  ラーベ研究
第三篇 「ベイツ南京事件」の教祖  ベイツ研究
第四篇 「東京裁判南京暴虐事件」の検察側証言批判
第五篇 「朝日新聞、中国共産党南京大虐殺事件」論者の批判
第六篇 日本兵は南京で何をしていたか  虐殺ではなくて一つの調査報告
《著者略歴》
冨澤 繁信(とみさわ しげのぶ)
大正15年横浜市生れ。昭和17年に、神奈川県立第一中学校を卒業後、第一等学校文科入学。卒業後、東京大学文学部独逸文学科に入学。卒業後、東京大学経済学部経済学科に入学。昭和26年、住友信託銀行入社。審査部長、経理部長、神戸支店長を経て取締役、常務取締役就任。退任後、住商リース副社長就任、昭和63年退任。新しい歴史教科書をつくる会の創立に参加し、組織委員長となる。現在は、日本「南京」学会の理事兼事務局長として、研究の中心的役割を果たす。主な著書に『南京事件の核心』『「南京安全地帯の記録」完訳と研究』(展転社)。
関連書籍
『南京事件の核心』
『「南京安全地帯の記録」完訳と研究』