だいとうあせんそうとげんざいのにほん

大東亜戦争と現在の日本

陸軍最後の青年将校、卒寿の想い


藤本 一孝著(陸士58期生)


四六並製  240頁
定価:1800円+税


平成18年10月20日発行



ISBN4−88656−292−2
CO021

本土決戦の特攻隊要員として待機。
終戦を北朝鮮の地で迎え、ソ連に抑留。
戦後は東京地検特捜部検事などを歴任した著者が、
あの「戦争」を検証し、現下日本喫緊の課題を論じる。
第一部 あの戦争
 第一章 第一級戦争犯罪者は誰か
 第二章 靖国に想う
 第三章 南京虐殺事件に想う
 第四章 従軍慰安婦問題
 第五章 朝鮮について想うこと
 第六章 満洲事変から支那事変へ
 第七章 大東亜戦争についての想い
第二部 憲法と教育と世界平和
 第一章 憲法について
 第二章 教育について
 第三章 世界平和について
【著者略歴】
藤本 一孝(ふじもと かずたか)
大正15年、香川県生まれ。陸軍航空士官学校卒(58期)、昭和20年7月1日陸軍少尉任官。北朝鮮連浦飛行場にて本土決戦の特攻要員として待機中終戦を迎える。ソ連抑留、昭和22年12月復員。中大法学部卒。検事、公証人を経て弁護士。主な著書に『我が人生―喜寿回想』がある。