日本から観た朝鮮の歴史 ―日朝関係全史― 熊谷正秀著 四六上製 416頁 定価:2800円+税 平成16年11月25日発行 ISBN4−88656−256−6 C0021 |
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互いに「隣国は選べない」国同士の歴史認識共有は可能か! |
はじめに 第一章 教科書に書かれた「贖罪史観」 第一節 歴史教科書記述の変化 第二節 日韓歴史共同研究 第三節 「贖罪史観」を克服する必要性 第二章 古代(倭と朝鮮三国・伽耶) 第一節 古朝鮮 第二節 朝鮮諸国と倭 第三節 倭という意味 第四節 朝鮮からの文化伝播 第三章 中世(元冦と高麗) 第一節 高麗と北方民族 第二節 元冦と高麗 第四章 近世(秀吉の朝鮮出兵と通信使) 第一節 朝鮮の建国と日朝関係 第二節 豊臣秀吉の朝鮮出兵 第三節 朝鮮通信使 第五章 近代(日韓併合から朝鮮統治へ) 第一節 征韓論と朝鮮の開港 第二節 日清戦争と朝鮮 第三節 日露戦争と朝鮮 第四節 日韓併合 第五節 三・一独立運動 第六節 朝鮮の近代化と関東大震災 第七節 創氏改名 第八節 戦時動員 第六章 現代(朝鮮戦争と南北分断) 第一節 朝鮮戦争と日本 第二節 日本と韓国・北朝鮮 第七章 戦後問題(在日と慰安婦問題) 第一節 在日韓国・朝鮮人問題 第二節 サハリン残留韓国人問題 第三節 従軍慰安婦問題 おわりに 参考文献 |
《著者略歴》 熊谷 正秀 (くまがい まさひで) 昭和35年、兵庫県生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士後期課程・神戸大学大学院総合人間科学研究科博士前期課程修了。昭和63年、韓国延世大学校留学。平成元年、中国吉林大学留学。平成3年より、外務省専門調査員として在韓国日本国大使館政治部で勤務。平成5年、韓国高麗大学校国際大学院客員講師・同亜細亜問題研究所客員研究員。平成7年、兵庫県に高校地歴科教諭として採用され、現在、兵庫県立伊川谷高等学校教諭。共著として『韓国百科』(大修館書店、1996年)、論文に、「大アジア主義思想と孫文」「中国吉林省永吉県の朝鮮族(韓国語)」「満州と朝鮮人移民について」「日本人拉致問題を教える」等がある。自由主義史観研究会理事。 |
関連書籍 |
『「植民地朝」鮮の研究』 『日韓・歴史克服への道』 |