救国の旗を掲げよ
―戦後世代からの創憲論―
増山 佳延 著



四六上製  192頁
定価:1600円+税

平成16年4月3日発行


ISBN4−88656−244−2
C0036



著者と私は、長年の同志であるが、本書を読んで、
著者の思索の深さを改めて知った。
正直言って感服している。(衆議院議員・西村眞悟)

日本のあるべき国家像を見事に描きだした憂国の書であり、
その実践道の明示であると賞賛せずにおれない。
(四天王寺百五世管長・瀧藤尊教)

伝統保守の理念に基く救国の実践論を提示する。
エネルギーと食糧の自給、教育改革と家族の絆、四権分立の国家構想。
悲憤憤慨より「創憲」の実践躬行を!

第1章 私の政治哲学
 第1節 伝統保守と利権保守
 第2節 記紀神話に見るデモクラシーの原型
 第3節 聖徳太子の「十七条憲法」と政治改革
 第4節 大地に刻まれたもうひとつの日本史
 第5節 内なる国家と外なる国家
 第6節 まとめ―歴史に立脚した保守政治の再生を
第2章 重要政策課題としての教育と家族
 第1節 歴史教育の改革
 第2節 ゆとり教育からの政策転換を
 第3節 ジェンダー・フリー教育の危うさ
 第4節 家族・家庭を守れ
第3章 海洋国家への飛翔と国家戦略
 第1節 エネルギーと食糧の安全保障
 第2節 憲法―安保体制の見直しを
第4章 日本の国家像
 第1節 四権分立の国家構想
 第2節 新憲法私案の大綱
 第3節 地方分権
《著者略歴》
 増山 佳延(ますやま よしのぶ)
昭和35年2月23日、大阪市生まれ。大阪市立大学商学部卒業。平成3年、父親の個人商店を法人化し、株式会社芳香堂を設立。現在代表取締役社長。一方で様々な国民運動に参画。日本の伝統と文化を守る大阪府民会議元事務局長。関西防衛を支える会理事。大阪の教育を正す府民の会常任幹事。NGO・米(マイ)フレンド大阪府元代表、発展解消したNPO法人現風景名誉会員。北朝鮮に拉致された日本人を救出する会堺(救う会堺)世話人。西村塾副幹事長。現在、本業と国民運動に携わる傍ら、大阪市立大学大学院経営学研究科前期博士課程で社会人プロジェクトチームの一員として地域経営論を専攻、地域活性化とNPOについて研究をしている。平成15年には、堺選挙区より大阪府議会議員選挙に出馬した。