ゆだやなんみんとはっこういちう

猶太難民と八紘一宇

上杉 千年 著(歴史教科書研究家)


四六並製  302頁
定価:1900円+税

平成14年2月11日発行


ISBN4−88656−207−8
C0021

ユダヤ人は語る「上海は楽園でした」

大御心を体してユダヤ難民を救出・保護した
樋口季一郎、安江仙弘、犬塚惟重、杉原千畝ら帝国軍人と外交官の鮮烈な戦い!

序章  二つの<大聖年>
第1章 日猶同祖論の光と影
第2章 反ユダヤ論の淵源と変遷
第3章 樋口季一郎陸軍小将と「オトポール事件」
第4章 安江仙弘陸軍大佐と『猶太人対策要綱』
第5章 大塚惟重海軍大佐と上海ユダヤ難民
第6章 杉原千畝カウナス領事代理と六千人の命のピザの発給
第7章 ユダヤ問題異聞
第8章 極東国際軍事裁判の破綻したシナリオ
終章  <ユダヤ問題>はまだ続く

《著者略歴》
 上杉 千年(うえすぎ ちとし)
昭和2年、岐阜県生れ。國學院大学文学部史学科卒業後、高校の社会科教師として岐阜県と静岡県で定年まで教鞭をとる。その間、歴史教科諸問題の最前線に立ち多くの論文と著書を発表。代表作に『教育基本法改正論』(昭和55年・日本教師会叢書)、『検証 従軍慰安婦』(平成五年・全貌社)、『異文化戦争としての大東亜戦争』(平成7年・全貌社)等がある。