シナ大陸の真相
1931〜1938

K・カール・カワカミ 著
福井 雄三 訳

四六上製  336頁
定価:2800円+税

平成13年1月7日発行


ISBN4−88656−188−8
CO022

いま蘇る“日本弁護論”本邦初訳!

支那事変前夜の大陸の政治的実情と国際社会の視線を冷静に公平に且つ鋭く見据えていた著者の観察は、日本の正義を主張してやまない。

日本語邦訳への序文 小堀桂一郎
はしがき ジョン・タイリー
はしがき センピル
序文 石井菊次郎(枢密顧問官子爵)
自序
第1章 モスクワから中国への軍事援助
第2章 中国紅軍の成長
第3章 コミンテルンと国民党の同盟
第4章 日本、赤色帝国主義に直面す
第5章 日本は侵略国か、それとも権利を侵された国か
第6章 日本は侵略国か、それとも権利を侵された国か(続)
第7章 いかにして戦闘は始まったか
第8章 上海、その問題点
第9章 ジュネーブ・ブリュッセル会議を拒否した日本の立場
第10章 日本の自衛権
第11章 もし日本が勝てば?
第12章 中傷誹謗運動
資料 斎藤博(駐米大使)講演録
訳者あとがき

《訳者略歴》
 福井 雄三(ふくい ゆうぞう)
昭和28年7月、鳥取県倉吉市生まれ。東京大学法学部卒業。企業勤務の後、平成3年より大学で教鞭をとる。専攻は国際政治学。