陸軍中野学校の全貌
加藤 正夫 著(評論家・中野学校卒)


四六並製  216頁
定価:1500円+税


平成10年10月1日発行


ISBN4−88656−157−8
CO021


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情報戦争と諜報・防諜。かつて日本陸軍が取り組んだベールがいま明らかに。同校卒業生の実態も紹介。

第1篇 戦前の諜報勤務者養成
 プロローグ
 陸軍中野学校創設の背景
 陸軍中野学校の変遷
 大東亜戦争勃発と秘密戦
 秘密戦士のこころの歌
 情報活動の多面性
 秘密戦工作の実際
 南進論と遊激戦の展開
第2編 戦後の情報勤務者養成
 戦後日本再軍備の動向
 現代日本の諜報機関
第3篇 現在活躍中の中野関係者
 「盾の会」に共振した陸将補・山本舜勝 
 「領土返還」に生涯を賭けた末次一郎 
 「自然塾」で活躍する小野田寛郎 

《著者略歴》
 加藤 正夫(かとう まさお)
大正11年東京生まれ。昭和19年早稲田大学政治経済学部卒。同20年7月陸軍中野学校卒。朝鮮麗水要塞司令部に赴任し着任の日に終戦。同年11月に帰国。翌21年2月日本経済新聞社に入社。昭和46年(財)新聞広告審査協会理事。平成2年同退任。現在、評論家として各誌紙に執筆。