剣と笏
―祖国奉護に生きる明治人石井翁の歩み―
石井 常立 著(神道日心教会教主)


四六上製  331頁
定価:1600円+税

平成10年5月27日発行


ISBN4−88656−149−7
C0023

祖国日本を護る不屈の魂はいかにして磨かれたのか。

民間人として支那との和平交渉をすすめ、和平案を巡って東條陸相と激論を闘わせた、
剣の達人にして神職にある、白寿を間近かにした著者の波乱に満ちた一代記。
第1部 故郷熱海
第2部 鳶の常吉
第3部 憂国の石井
第4部 満州奔馬
第5部 神州不滅
第6部 天関の打開
《著者略歴》
 石井 常立(いしい つねたち:本名、常吉)
明治35年1月27日、静岡県熱海市生まれ。大正7年、単身上京し鳶職に就く。同13年、土木建築請負業の石井組を創立。昭和2年、建国会に入会。同6年、勤皇維新同盟を結成。同12年、松井石根大将の内命を受けて上海の軍用道路地図作成に携わるなど満州で活躍。同19年、神道教師の免許取得。同22年、土木建築の義合祥専務として横田・厚木基地などの改修工事を指揮。同47年、伊豆山神社に奉職。同50年、宗教法人神道日心教会の第四代教主に就任し、現在に至る。