かもととしおとまれーのはりまお

神本利男とマレーのハリマオ
―マレーシア独立の種をまいた日本人―
土生 良樹 著(マレーシア農業大学講師)


四六並製  368頁
定価:1748円+税

平成8年11月3日発行


ISBN4−88656−129−2
CO023


アジア解放の理想を胸に戦争のさ中、「マレイの虎・ハリマオ」こと谷豊を救出、ともにイギリス植民地主義と戦った一代の快男児・神本利男。
マレーシア在住の著者により10年ががりで明らかにされた、その壮絶な生涯。

旭日の章
烈日の章
落日の章

《著者略歴》
 土生 良樹(はぶ よしき)
昭和8年、広島尾道市に生まれる。同31年、拓殖大学卒業、同34年、武蔵工業大学卒業。同44年、マレーシア・サバ州政府の招きにより渡航、同政府首席大臣府イスラム教務庁開発計画庁勤務。同49年、イスラム教を帰依し、同59年、メッカ巡礼。同61年、クアランプールのマレシーア連邦政府農業省へ転勤。現在、マレーシア農業大学外国学部日本語学科講師、マレーシア日本文化協会副会長、拓殖大学海外事情研究所客員講師、拓殖大学学友会マレーシア支部長、ラジャー・ダト・ノンチック記念道場館長(松濤館空手道8段)。マレーシア・クアランプール郊外の大学団地に居住。