※てんでんニュースより抜粋
第二回 名越二荒之助 (なごし ふたらのすけ) |
大正12年、岡山生まれ。山口高商卒後、入隊。新京陸軍経理学校を経てソ連に抑留。北朝鮮、モスコー、ハバロフスク等で五年を過ごす。復員後は、岡山県で県立高校の社会科担当教諭・教頭を歴任。昭和43年、家永教科書裁判の国側証人となる。同56年、参議院予算委員会の参考人(教科書問題)として問題提起。高千穂商科大学教授を退官後は著述と講演活動に専念し著書多数。現在も国内外で取材と講演を精力的に行っている。
著述家としてのデビュー作となった『大東亜戦争を見直そう』(昭和43年)は、その直截的なタイトルが物語っているように、戦後論壇の禁忌に真っ向から挑んだ論考として一躍著者の名前を高らしめた。以後、『新世紀の宝庫・日本』『戦後教科書の避けてきたもの』『反日国家・日本』と立て続けに世に問い、偏向する言論界に「祖国日本の真姿顕現」の熱誠をこめた「名越史観」を確立。昭和62年に小社創業五周年記念事業として刊行された『二十一世紀へのメッセージ・世界に生きる日本の心』は豊富な写真資料と発掘秘話をドキュメントに編纂した好著として現在に至るロング・セラーを続けている。現在は、これまでのスライド講演の集大成でもあり、「昭和の遺産を時代に遺すため」のライフ・ワークでもある歴史パノラマ写真集『昭和の戦争記念館』全五巻の完成に向けて日に夜を継ぐ大車輪の日々である。
日本詳解の外国教科書や、日本の心に感応した外国人や事象を写真図版四百八十点を駆使し紹介する。
⇒『世界に生きる日本の心』 A4小口折装/256頁 本体3800円
「昭和の戦争」は、忌まわしい過去でしかなかったのか。
国家の総力を挙げて戦った昭和の時代を「世界に開かれた」
視点から後世に語り継ぐ、論より証拠の秘話発掘写真集。
⇒『昭和の戦争記念館』 各巻ともにB5判並製/定価:本体2800円+税
第1巻 満州事変と支那事変
第2巻 大東亜戦争と被占領時代
第3巻 大東亜戦争の秘話
第4巻 大東亜戦争その後
第5巻 すべての戦没者に捧げる