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囹圄の墓標

BC級戦犯の死者たちの声を聴く


朝野 富三 著


四六並製  256頁

定価:1800円+税

令和8年8月20日発行


ISBN978-4-88656-613-3
C0095

処刑が迫った戦犯たちの煩悶と苦悩!
BC級戦犯は誰もが処刑を前に自己の死の意味を死に物狂いで探し求めた。彼らの多くが裁判の不当性を訴えた。にもかかわらず、死を受け入れ、従容として刑場に向かった。彼らは理不尽な死をどうやって受け入れたのか。

【目次】
第一部 留魂詩歌集「愛する人よ、故郷よ」
 わが子よ
 父よ、母よ
 愛する人へ
 懐かしき故郷
 悲しき虜囚

第二部 断頭台の教え
 いざさらば!
 わが死に意味あり
 永遠に生きる
 われ知る人ありて
 われ大悟す

第三部 忘却の罪
 死の意味を問う
 罪とは思わず
 あちら側とこちら側
 忘れられた戦犯

第四部 還れぬ遺骨
 東京・祐天寺
 未決の戦後処理
 彷徨える遺骨
 趙文相
 処刑の日
【著者略歴】
朝野富三(あさの とみぞう)
1947年神奈川県横須賀市生まれ。海上自衛隊生徒課程修了。早稲田大学第一文学部卒。毎日新聞大阪本社社会部長、同編集局長などを務め宝塚大学教授を経て現在はジャーナリスト。
著書に『昭和留魂録 戦犯一一四五名、四三五六日の処刑誌』(展転社)、『BC級戦犯の愛と死 この人を身よ』(展転社)、『「三畳小屋」の伝言 陸軍大将今村均の戦後』(新風書房)、『昭和史ドキュメント ゴー・ストップ事件』(三一書房)、『細菌戦部隊と自決した二人の医学者』及び『奇病流行性出血熱』(ともに常石敬一氏と共著、新潮社)ほか。