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皆で守ろう、我らの祖国




柿谷 勲夫


四六並製  204頁

定価:1500円+税

令和4年10月14日発行


ISBN978-4-88656-546-4
C0095

ロシアの侵攻を受けたウクライナでは徴集兵が活躍している。しかし、日本には軍隊も兵役の義務もなく、外国から侵略を受けた場合に対応できない。
国を守るためには、東京裁判史観の眠りから目覚め、真の主権国家にならなければならない。

【目次】
第一編東京裁判″テ眠の現況
第一章 英霊に感謝の状況
  一 指導者の参拝
  二 首相不参拝の発端は誰か
  三 首相不参拝記録更新中の首相
  四 連続六十年参拝更新中の防大生
  五 参拝批判代表格・朝日の検証
  六「東條」独裁は過大評価

第二章 合点がいかない首相に対する叙勲
  一 参拝を止めた首相に大勲位菊花章頸飾
  二 最高指揮権を放棄した首相に大勲位菊花大綬章

第三章 紙幣から消えた歴史上の人物

第四章東京裁判史観≠ゥら目覚めぬNHKの『太平洋戦争』連呼

第五章 いつまで続く、曖昧な「国家体制」
  一 名誉なき武装集団
  二 防衛省内で末席の自衛官
  三 自衛官は防大でも文官の風下
  四 国を守らない国民
  五「超法規的行動発言」と低ランクの叙勲辞退
  六 侮辱した相手(士官候補生)から守られ、小説を書く大江
  七「無罪」の士官を罪人扱いした首相、防衛相は「無罪」
  八 自衛隊、自衛官とは「残務整理屋」か
  九 指導者、かつては「先憂後楽」、現在は「先楽後楽」

第二編 東京裁判≠フ問題点
第六章 国際条約
  一 サンフランシス平和条約
  二 陸戦法規慣例条約
  三 右の条約から言えること

第七章 東京裁判≠ニは
  一 原告(十一裁判官の国籍)
  二 被告

第八章 起訴の根本的誤り
  一 「真珠湾攻撃」の悪用
  二 外務省の怠慢・外務省あって国家なし

第九章 起訴内容の具体的間違い
  一 満洲事変
  二 日清戦争
  三 北清事変
  四 支那事変
  五 ソ連の侵略

第十章 裁判が必要だった理由
  一 米国として
  二 マッカーサーとして

第十一章 裁判の結節と占領憲法の連携

第三編 東京裁判≠フ催眠から目覚め「主権国家」になろう 
第十二章 わが国と外国の「戦争観」「国家観」「武士道」の違い
  一「『戦勝切手』の日米比較」
  二「中国への円借款の必要性に疑問」
  三「トキの誕生と日中友好」
  四「米の対日戦勝式典は侮辱行為」
  五「NPT延長 核保有国に完全保証求めよ」
  六「従軍慰安婦一時金基金の実態」
  七「露大統領就任式は欠席すべし」
  八「『沖縄基地縮小』軽々に唱えるな」
  九「領土問題、国は毅然たる態度で」

第十三章東京裁判≠フ催眠から覚め「主権国家」になろう
  一 占領憲法と洗脳教育
  二 元首不在
  三 軍隊不在
  四 目を覚まそう

【著者略歴】
柿谷 勲夫(かきや いさお)
昭和13年、石川県加賀市生まれ。同37年、防衛大学校(第6期)卒業と同時に陸上自衛隊入隊。同41年、大阪大学大学院修士課程(精密機械学)修了。その後、陸上幕僚監部防衛部、幹部学校戦略教官、陸上幕僚監部教育訓練部教範・教養班長、西部方面武器隊長、防衛大学校教授などを歴任。平成5年8月、退官(陸将補)。現在、軍事評論家。
主な著書に『国を想い、国を憂う』(私家版)、『自衛隊が軍隊になる日』『徴兵制が日本を救う』『自衛隊が国軍になる日』(いずれも展転社)、『「孫子」で読みとく日本の近・現代』(私家版)、『英霊に感謝し日本人の誇りを取り戻そう』(私家版)。