天皇と民の大嘗祭

高森 明勅 著(國學院大學文学部講師)



四六並製  288頁
定価:1456円+税

平成2年2月11日発行


ISBN4−88656−054−7
CO036

大嘗祭とは何か。
これまで識者が触れ得なかった「民の大嘗祭」を視座に、天皇と民の通路を開示。

第1章 大嘗祭の源郷
第2章 大嘗祭以前
第3章 大嘗祭の成立
第4章 大嘗祭の全体像[1]
第5章 大嘗祭の全体像[2]
第6章 大嘗祭の展開と再興
第7章 現代と大嘗祭

《著者略歴》
 高森 明勅(たかもり あきのり)
昭和32年、岡山県倉敷市生まれ。同50年、麗澤高校卒業。國學院大學文学部を経て、平成元年、同大学院博士課程神道学専攻単位取得。その後、同大学日本文化研究所勤務を経て、現在、同大学文学部講師。
平成3年、大嘗祭の研究で神道宗教学会奨励賞を受ける。専攻は神道古典・祭祀研究。日本古代の国家と祭祀・儀礼・神話等について研究に取り組みながら、新しい歴史教科書をつくる会の理事・事務局長として、中学歴史教科書の執筆、世論の喚起に活躍中。
主な著書に『天皇と民の大嘗祭』(展転社、平成2年)『歴史から見た日本文明』(同、平成8年)『この国の生いたち』(PHP研究所、平成10年)『復興アジアの志士群像』(共著、昭和59年)『皇室の伝統精神と即位礼・大嘗祭』(同、平成2年)『ガイドブック即位の礼・大嘗祭』(同、平成2年)『《検証と総括》天皇陛下ご訪中問題』(同、平成4年)『建国の理想を求めて』(同、平成6年)『日本の祝祭日を考える』(同、平成6年)