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続民社育ちで、日本が好き

父の厳命、母の杞憂


寺井融 著


四六並製  192頁

定価:1400円+税

令和3年10月26日発行


ISBN978-4-88656-531-0
C0095

時に真面目に、時に可笑しく、時に懐かしいエピソードの数々。
政党職員、衆議院議員秘書、新聞記者、大学講師として歩んだ筆者が描く自身の生い立ち、アジア情勢、世界各国を旅した際のエピソードなどの多岐にわたるエッセイ集。

【目次】
第T部 父の厳命
 父の厳命
 「素敵な声」
 ど下手の運痴
 揺れる、激しく揺れる
 トオルという名前が
 「郡人」です
 イラワジ河下り
 墓友達
 河豚と鰯
 意見した男
 黒電話
 一月四日
 いつもサンダル
 「読書旅」
 持ち帰り
 ウィンナコーヒー
 判断力はマル
 嫌いだったパクチー
 ビェンチャンで遠出
 決断の朝
 IQより健康
 東欧で添乗員
 先輩のお好みは?
 佐々木さんに随行
 渾名はマルさん
 屑屋さんになる
 南四西二十
 「女の身体って」
 寿司屋でロースハム
 シナリオ教室
 野球少年
 三番ホール
 喋らない
 二人の祖父
 封印してきた話
 「相済まぬ」
 喫茶店
 「映画評」に再会
 搬送された病院
 不意打ちの混浴
 絨毯と杖
 キャンペーンガール
 目張りとお湯かけ
 サマルカンドで水彩画
 菊水荘
 「可山」先生
 四人そろい踏み
 三番目の男
 生意気な「答え」
 めめしい男
 幻の先輩
 「教えてくれよ」
 ラシオの食堂
 謎かけ
 正解は西瓜
 「ラジオ深夜便」
 満洲が好き
 張碓海岸
 因幡の白兎
 中国土産は?
 「ド・トオル」
 大きい机
 職務質問
 愛犬百合
 サイゴン四区
 大内さん
 「英雄」
 一勝二敗

第U部 母の杞憂
 母の杞憂
 バルセロナのランチ
 ファドとメガネ
 父からもらった切手
 しょっぱい河
 パリで二十ユーロ
 NYで歯が欠ける
 モロッコで「月の沙漠」
 四度目でジ・エンド
 ジャワ島でもスマホ
 父は経済調査官
 古関裕而作曲
 わがPCR検査
 「イクさん」
 金門島は大丈夫か
 青春の『改革者』

第V部 僕は六口
 戸別訪問の解禁を
 名前は「民主」だが
 予備医師や看護師も
 中国「海警法」対処を急げ
 「歴史総合」で現代史理解を
 アウンサンスーチー女史の私欲
 【提案】「第百四条」加憲の勧め

後は一直線―あとがきに代えて―

【著者略歴】
寺井融(てらい とおる) 昭和22(1947)年、北海道斜里郡小清水町生まれ。中央大学卒業、日本大学大学院前期課程修了。
民社党月刊誌編集部長、同総務委員会事務統括、新進党広報企画委員会事務局長、西村眞悟衆院議員政策秘書、産経新聞記者、内外ニュース社『世界と日本』編集長、尚美学園大学・中央大学兼任講師を経て現在、NPO法人アジア母子福祉協会監事、公益財団法人富士社会教育センター客員研究員、政策研究フォーラム顧問、一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員、友愛労働歴史館調査研究員などを務めている。
単著は『政策と提言 とおる政治覚書』(桜町書院)、『民社育ちで、日本が好き』(展転社)、『ミャンマー百楽旅荘(パラダイスホテル)』(三一書房)、『朝まだきのベトナム』(制作同人社)、『サンダル履き週末旅行』(竹内書店新社)、『裏方物語』(時評社)など。共著は、山口洋一・元ミャンマー大使と『アウン・サン・スー・チーはミャンマーを救えるか?』(マガジンハウス)、中島孝志氏と『日本語を書く!』(ゴマブックス、電子書籍)ほか。分担執筆書も多数ある。