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日本人の祖先は縄文人だった!

いま明かされる日本人ルーツの真実


長浜浩明 著


四六並製  224頁

定価:1500円+税

令和3年9月6日発行


ISBN978-4-88656-527-3
C0021

過てる「日本人ルーツ論」に終止符を打つ!
・アフリカを旅立った新人は日本から半島や大陸へ移動した!
・縄文人は3000年以上にわたって朝鮮半島の主人公だった!
・コメ作りの真実・日本のコメ作りはシナより早かった!
・ゲノム解析が明かす真実・何と渡来人は渡来していなかった!

日本人の祖先は、弥生時代に渡来した人々ではない。
縄文時代にはすでに日本列島に住んでいた。
さまざまな分野からの多角的な検討と、科学的・論理的な分析によって、日本人のルーツを導き出す。

【目次】
プロローグ
 なぜ「日本人ルーツ」への関心は尽きないのか
 津田左右吉の根本にあったもの
 正鵠を射ていた津田の「日本民族史観」
 津田と反日左翼との「論争」に学ぶ
 「日本人ルーツ」は多角的に探求

第一章 Y染色体が明かしたヒトの拡散ルート
 細胞の構造・DNAと遺伝子
 減数分裂・遺伝子伝達のメカニズム
 「出アフリカ説」を論証したmtDNA研究
 ルーツ解明はmtDNAからY染色体へ
 Y染色体の「遺伝子マーカー」と系統樹
 不可解な「Y染色体に基ずく拡散図」
 斎藤成也氏が描く「新人の拡散ルート」
 ジェノグラフィック・プロジェクトが示す「ヒトの拡散図」
 日本人男性の約90%のご先祖様は縄文人だった!

第二章 考古学からみた「新人」日本への旅
 ヒトのルーツはアフリカに行き着く
 旧石器時代以降・日本での主な出来事
 日本に旧人が住んでいた!
 考古学界の常識を覆した相澤忠洋氏
 旧石器時代の推定人口と縄文推定人口の問題点
 沖縄の旧石器人骨が物語るもの
 ご先祖様は九州から沖縄へ戻ってきた
 沖縄のルーツは日本・核ゲノム解析の結論
 九州・旧石器時代から縄文時代へ
 約三万年前・姶良カルデラの大噴火
 桜島の大噴火
 鬼界カルデラの大噴火
 本州の旧石器時代―繁栄を極めた
 北海道の旧石器時代―人々は南からやって来た
 アイヌは先住民ではない・新参者である

第三章 「韓国考古学会」が認めた衝撃の真実
 日本の新人≠ヘ何処から来たか
 日本と半島の中期旧石器時代の遺跡数
 「後期旧石器時代」少なすぎる半島の遺跡
 日本から半島へと移住した縄文人
 朝鮮半島からヒトの影が消えた!
 韓国考古学会も認めた「不都合な真実」
 人々は日本から無人の半島へと移住
 国際縄文学協会・前理事長からの手紙
 中橋氏が再び隠した「半島の縄文人骨」
 再び隠した「半島の弥生人骨」の素顔
 シナの史書が記すこの時代の半島
 礼安里人も韓国人の祖先ではなかった
 韓国史を知らない考古学者の問題点
 縄文人は三〇〇〇年以上半島の主人公だった!

第四章 シナより早かった日本の稲作
 遺伝子解析から見たイネの起源
 最初のイネは何処から来たか?
 ジャポニカ種の起源は東南アジアだった
 熱帯ジャポニカ・東南アジアから日本へ!
 温帯ジャポニカ誕生のシナリオ
 一万年以前・シナのイネは日本経由で伝えられた!
 シナの「イネの起源」をどう評価するか
 縄文人が始めた灌漑水田・菜畑遺跡
 「朝寝鼻貝塚」が証明した縄文稲作
 朝鮮や山東半島より千年以上早かった日本の稲作
 日本の稲作は河姆渡以前に遡る!
 なぜ熱帯・温帯ジャポニカを作り続けたか
 菜畑遺跡を巡る理解困難な言動
 「水田稲作は始まったが水田址は見つからない」とは?
 「水田の址」はあるが「水田址」は見つからないとは?
 「水田稲作伝播ルート図」が欠落させたもの
 菜畑遺跡の年代は「前15世紀〜前12世紀」に遡る!
 孔列文土器や突帯文土器は倭人の土器である
 縄文時代の人々が完成させた水田稲作技法
 倭人が栽培していた半島のイネ

第五章 ゲノム解析が導く日本人のルーツ
 奇妙な一文・篠田謙一氏が欠落させたもの
 NHK「サイエンスZERO」のウソ
 ウソとペテンのカラクリを明かす
 形質人類学の泰斗・鈴木尚氏は篠田説を否定
 北部九州から来た土井ヶ浜遺跡人
 「誤」の原因・杜撰なmtDNAの分類
 再登場、日本人の祖先(渡来人)による縄文人虐殺説
 篠田氏とNHKが「Y染色体解析」を隠したわけ
 mtDNA解析の限界を炙りだした茂木・篠田対談
 ジェノグラフィック・プロジェクトから読み解く真実
 自己矛盾・支離滅裂となったわけ
 何と「渡来系弥生人」は渡来していなかった!
 証明された「日本人のご先祖様」とは
 SNP解析が明かした真実
 「97%が日本人らしい」なるマイクロサテライトの解析結果

エピローグ 
 第一話・斎藤成也氏の講話
 第二話・神澤秀明氏の講演その一
 第三話・神澤秀明氏の講演その二
【著者略歴】
長浜浩明(ながはま ひろあき)
昭和22年群馬県太田市生まれ。同46年、東京工業大学建築学科卒。同48年、同大学院修士課程環境工学専攻修了(工学修士)。同年4月、(株)日建設計入社。爾後35年間に亘り建築の空調・衛生設備設計に従事、200余件を担当。
主な著書に『文系ウソ社会の研究』『続・文系ウソ社会の研究』『日本人ルーツの謎を解く』『古代日本「謎」の時代を解き明かす』『韓国人は何処から来たか』『新文系ウソ社会の研究』『最終結論「邪馬台国」はここにある』(いずれも展転社刊)『脱原発論を論破する』(東京書籍出版刊)『日本の誕生』(WAC)などがある。
[代表建物]
国内:東京駅八重洲口・グラントウキョウノースタワー、伊藤忠商事東京本社ビル、トウキョウディズニーランド・イクスピアリ&アンバサダーホテル、新宿高島屋、目黒雅叙園、警察共済・グランドアーク半蔵門、新江ノ島水族館、大分マリーンパレス
海外:上海・中国銀行ビル、敦煌石窟保存研究展示センター、ホテル日航クアラルンプール、在インド日本大使公邸、在韓国日本大使館調査、タイ・アユタヤ歴史民族博物館
[資格]
一級建築士、技術士(衛生工学、空気調和施設)、公害防止管理者(大気一種、水質一種)、企業法務管理士