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風に聴こゆる母の声




福永 眞由美 著


四六並製  120頁

定価:1200円+税

令和2年12月23日発行


ISBN978-4-88656-517-4
C0095

かなしみや、ままならぬことこそが、人をはぐくみ深める――
母親の介護や闘病生活のなかで、多くのかなしみ苦しみを越えて書かれたエッセイ。

【目次】
眞由美抄
父から教わった歌
黒いマント
遠い夏の日
庄平おじいちゃまの小筆
エーデルワイスの花
母の眼鏡
ひなの祭りに
赤い自転車
「黒いマント」その後
しろつめ草の原で
しんしんと降る雪の音無き音
母とさくらんぼ
お母さんに会いたいの
師の待つ寺
野口くんに会いに行こう
富士を見よ
吾をなぐさむる昴を指して
母の手紙
手アシナユ神ノマニマニ
秋桜と母
不思議の中に生かされて
風に聴こゆる母の声
満月と夜桜
【著者略歴】
福永 眞由美(ふくなが まゆみ)
昭和19年、歌人・国学者の影山正治長女として東京に生まれる。
昭和54年、父の死後歌の道に入る。
歌人・童話作家。不二歌道会所属。
現在「大東会館歌道講座」にて後進の指導、育成にあたつてゐる。
第一歌集『ちちははの歌』、第二歌集『冬椿』(鳥影社)、歌集『花吹雪』(展転社)、詩集『きみに』(日本教文社)、童話作家としての著書に『真夜中のどらねこドラゴン』『どらねこドラゴンの星の海』『つきよの森』『今夜の招待状』(PHP研究所)、短編童話集『あい』(日本教文社)『クジラ雲と夏帽子』(檀の会)『わが子に贈る日本神話』(展転社)ほか。