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こんなに怖い日本共産党の野望




梅澤 昇平 著


四六並製  192頁

定価:1500円+税

令和2年4月29日発行


ISBN978-4-88656-500-6
C0031

野坂参三が提唱した「愛される共産党」路線に惑わされるな!
ソフト路線に転換したように装っているが、いまだに暴力革命路線を捨てていない日本共産党。「共産党を知らない世代」にその恐ろしい野望を教えます。

【目次】
第一章 日本でなぜ「人民戦線」は出来なかったか
  1、「人民戦線」の歴史と理論
  2、日本における人民戦線論の擡頭
  3、「天皇制」と人民戦線
  4、共産党の社共合同論と乗っ取り工作
  5、民擁同とは
  6、社会党の三つの流れと対応
  7、仁王立ちの西尾と三木

第二章 共産党の怖さ、一から教えます
  生まれも育ちもモスクワ
  「反戦」はモスクワと北京を守るため
  けっして謝らない
  語れない暗い過去がある
  ホトトギスと「統一戦線」
  「革新自治体」という昔の甘い夢
  憲法は守ろう
  めざすものは──あれ! 中国型?
  本音は天皇制反対
  「共産党を知らない世代」のみなさんへ

第三章 野党共闘で甦る日本共産党の野望
  「革新自治体」という悪夢
  虎さん、後始末はつらいよ!
  スマイルのバラ撒きで破産
  「革新自治体」まがいの自治体
  「人民戦線」「国共合作」(世界昔ばなし)
  戦後を揺るがした人民戦線騒動(日本昔ばなし)
  人民戦線を煽った新聞
  あれから四十年、共産党の見果てぬ夢

第四章 「野党共闘」は共産党の隠れ蓑
  ソフト路線の嘘
  共産党を知らない世代
  旧オウム真理教と同じ
  幻のネタ論文が
  大きなジレンマ
  ソ連の資金援助はデマ?
  ソフト路線に苛立つ活動家
  国益よりも中国!
  ソ連の暴行略奪を擁護
  元幹部、野党共闘を批判

第五章 志位和夫、小池晃はなぜ交代しないのか
  二十年間同じ党首
  真贋識別のリトマス試験紙
  八連敗でも不死身
  共産党の「院政」
  非議員が党首に
  「国会は革命の道具」
  秘密主義の暴力革命集団
  怪しい共産党の議会主義
  オカルト教団と同じ
  戦争より怖い共産主義

第六章 皇室の自壊を待つ日本共産党
  共産党の猫かぶり
  天皇在位記念式典は不参加
  前の綱領は誤認だった
  日本はいつのまに共和制?
  党員向けの言い訳Q&A
  天皇を「戦犯第一号」と
  凄まじい天皇への怨念
  一貫して天皇制廃止を主張

第七章 九十七歳、日本共産党は認知症≠セ
  革命論が見え隠れ
  過激派団体と一緒の扱い
  憲法批判が一転、擁護に
  無理筋な言い訳
  共産主義で自由が広がる?
  共産党員は極楽主義者か
  中国の手先だった
  自主独立のためという欺瞞
  共産党こそ「説明責任」を果たせ

第八章 共産党「綱領改定」で蘇る野坂参三の亡霊
  共産党政権参加の悪夢
  なぜいま綱領を改定?
  政権参加、二つの難関
  不破哲三兄の暴論
  「トロイの木馬」戦術
  共産党排除のカベ
  野坂演説の謎
  歴史を都合よく改竄
  唯我独尊のセクト集団
  「民主戦線」復活か

【著者略歴】
梅澤昇平(うめざわ しょうへい)
昭和16年、北海道生まれ。早稲田大学政経学部卒業。民社党政策審議会事務局長、広報局長等を経て尚美学園大学総合政策学部教授。現在、同大学名誉教授、友愛労働歴史館研究員、国家基本問題研究所評議員長。
主な著書に『皇室を戴く社会主義』(展転社)、『安部磯雄と西尾末廣』(桜耶書院)などがある。