戦前の五・一五事件に参画した農本主義者・愛郷塾の橘孝三郎が、戦後に著した大作『神武天皇論』を抄録で復刊。
【目次】 第一章 緒論 第二章 荒坂津 第三章 八咫烏 第四章 天香山 第五章 長髄彦 第六章 饒速日命 第七章 宇摩志麻治命 第八章 天日方奇日方命 第九章 天香語山命 第十章 くにまぎ(国?) 第十一章 東から西へ 第十二章 橿原宮 第十三章 とものみやつこ(伴造) 第十四章 くにのみやつこ(国造) 第十五章 部の社会的性格 第十六章 古代国家比較論概説 第十七章 現人神信仰 第十八章 大嘗祭 第十九章 高皇産霊神 第二十章 神話と歴史 第二十一章 神話と遺跡 第二十二章 クレテのクロノス 第二十三章 プラトーンの理想国家 第二十四章 神武天皇の元首者性格 第二十五章 結論