誰もが知っておくべき相続に関する遺言のこと! 相続と無縁な人はいない。 本書は、相続をめぐる身内の紛争を回避する方策を提示する。
遺言と相続 1 序 2 相続(遺産分割)で、なぜ相続人間でもめるのか、それは正解がないから 3 では、なぜ遺言が有効なのか、それは権威のある決め(決定)だから 4 遺言のこと 遺言の限界としての遺留分 遺言の効果(遺産分割協議不要) 遺言能力 遺言の種類 自筆証書遺言 自筆証書遺言の保管(法務局における遺言書の保管等に関する法律) 公正証書遺言 公正証書遺言の作成費用 秘密証書遺言 5 特定財産承継遺言 6 遺言がないと、どうなるのか 7 遺言があってももめるのは、受益者主導で遺言が作られるから 8 なぜそうなるのか、それは公正証書遺言の実務 9 遺言の悪用 10 内容証明郵便方式(第一原理に基づき、自筆遺言を内容証明郵便で送る) 自筆要件緩和(目録) 付録 付録1 相続法の概略(遺言と相続) 付録2 内容証明郵便 付録3 遺言例遺言例(全文自書+署名?)