|
法華経をインド仏教史から読み解く 藤本坦孝 著 A5並製 322頁 定価:2000円+税 平成29年10月13日発行 ISBN978―4−88656−445−0 CO015 |
本書には著者が数学者(1988年度日本数学会幾何学賞受賞)であることもあって、他書では見られない著者のユニークな解釈が施されている。インド思想や仏教史との密接な関連性も丁寧になぞられていて、一読、目から鱗式の感銘をおぼえること必定である。
|
第一章 多様な教えの統合を説く法華経 |
《著者略歴》 藤本坦孝(ふじもと ひろたか) 昭和12 年 兵庫県に生まれる 昭和35 年 神戸大学教育学部数学科卒業 昭和37 年 名古屋大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了 昭和37 年 同専攻博士課程中退 昭和41 年 名古屋工業大学講師 昭和42 年 理学博士(名古屋大学) 昭和44 年 名古屋大学教養部助教授 昭和58 年 名古屋大学教養学部教授 昭和59 年 金沢大学理学部教授 昭和63 年 日本数学会幾何学賞受賞 平成15 年 金沢大学裡学部を退官 現在金沢大学名誉教授 著書 『複素関数論』(岸正倫氏と共著、学術出版社) 『Value Distribution Theory of the Gauss Map of minimal Surfaces in Rm』(Aspects of Math.Vol. 21, Vieweg, Wiesbaden) 『複素解析』(岩波書店) 『日蓮思想の論理構造―一神教原理主義との対比―』(山喜房佛書林) |