近現代の「女性天皇」論

所 功 著
(京都産業大学日本文化研究所所長)


新書並製  208頁
定価:800円+税

平成13年11月3日発行


ISBN4−88656−197−7
C0236

今何が必要なのか。通俗的な男女同権論から唱えられがちな「女性天皇」容認論の前に、
先人たちの議論研究を慎重に検討。
「皇統断絶の危機」を如何に乗り越えるのか。

T 明治前期の「女性天皇」論
U 昭和戦後の「女性天皇」論
V 参考資料
 一、歴代天皇と后妃の略系図
 二、小中村清矩博士稿『女帝考』
 三、法制局「皇室典範案に関する想定問答」
《著者略歴》
所 功(ところ いさお)
昭和16年12月12日、岐阜県出身。同41年、名古屋大学大学院修士課程修了(国史学)。皇學館大学(文学部助教授)、文部省教科書調査官(社会科日本史)等を経て、同56年から京都産業大学教授(教養部→法学部、、平成7年度より日本文化研究所所長)。法学博士(慶応義塾大学、日本法制史)。