国体に対する疑惑

里見 岸雄 著(法学博士)



四六上製  272頁
定価:2000円+税


昭和3年4月5日発行
平成12年4月18日新組版発行
ISBN4−88656−178−0
CO036


ここに集めた疑惑に対して明快なる批判が出来ない様では、その人の至誠は尊くても、
要するに国を護る力に於て欠くる処ありといはざるを得ない。
(「著者より読者へ」より)


国体に対する50の疑問に明快な回答を示す快著、70年ぶりに堂々新組復刊!
国体をあげつらう者は先ず、この疑惑に答えなければならない。

目次抜粋
天皇陛下の御真影に敬礼するは要するに偶像崇拝にあらずや
現人神の思想は各国に存在したる帝王崇拝と大同小異のものではないか
天照大神は実在人なりや神なりや
朝鮮人に対して日本国体を説くは矛盾に非ざるや
人民と国体はどちらが重いか
国体と軍隊は本質的にいかなる関係ありや
《著者略歴》
 里見 岸雄(さとみ きしお)
明治30年、東京に生まれる。大正9年、早稲田大学哲学科卒業。同11年、英独仏に遊学。同13年、兵庫県西宮に里見日本文化学研究所を創立。昭和3年に『国体に対する疑惑』を刊行、一大センセーションを巻き起こし、同4年の『天皇とプロレタリア』も100万部突破の大ベストセラーとなる。同11年、日本国体学会を創立。同16年、立命館大学法学部教授に就任し、翌年、法学博士号を授与されるとともに同大に国体学科を創設して主任教授を努める。戦後、日本国体学界を率いつつ『日本国体学』全13巻を執筆するとなど著作・講演活動に邁進する一方、憲法改正運動を自ら起こして活躍。同49年4月18日、78歳にて太寂。生涯の著書は英・独文を含む約200冊。