はじめて読む「日本の神話」

高森 明勅 著(國學院大學文学部講師)



四六上製  184頁
定価:1200円+税

平成12年3月15日発行


ISBN4−88656−169−1
C0021


民族のイマジネーションが生み出した神話。
豊かで奥深い貴重な先人の遺産を気鋭の学者がスリリングに読み解く。
はじめスサノオノミコトは出来そこないだった!?

第1章 日本神話への招待
第2章 天地のはじめ・国土のおごり
第3章 イザナギ・イザナミ二神の物語
第4章 天照大神とスサノオノミコト
第5章 大国主神の成長物語
第6章 国譲りから天孫降臨へ
第7章 海さち・山さちの物語
第8章 天と地、山・海・国をつなぐもの
《著者略歴》
 高森 明勅(たかもり あきのり)
昭和32年、岡山県倉敷市生まれ。同50年、麗澤高校卒業。國學院大學文学部を経て、平成元年、同大学院博士課程神道学専攻単位取得。その後、同大学日本文化研究所勤務を経て、現在、同大学文学部講師。
平成3年、大嘗祭の研究で神道宗教学会奨励賞を受ける。専攻は神道古典・祭祀研究。日本古代の国家と祭祀・儀礼・神話等について研究に取り組みながら、新しい歴史教科書をつくる会の理事・事務局長として、中学歴史教科書の執筆、世論の喚起に活躍中。
主な著書に『この国の生いたち』(PHP研究所、平成10年)『復興アジアの志士群像』(共著、昭和59年)『皇室の伝統精神と即位礼・大嘗祭』(同、平成2年)『ガイドブック即位の礼・大嘗祭』(同、平成2年)『《検証と総括》天皇陛下ご訪中問題』(同、平成4年)『建国の理想を求めて』(同、平成6年)『日本の祝祭日を考える』(同、平成6年)