慰安婦強制連行はなかった
―河野談話の放置は許されない―
大師堂 経慰 著(元朝鮮総督府事務官)



四六並製  180頁
定価:1800円+税

平成11年2月11日発行


ISBN4−88656−163−2
C0036


元朝鮮総督府事務官による徹底検証

なぜ、政府は慰安婦以外の韓国人証言を求めないのか。
無責任な新聞報道と安易な謝罪外交が生んだ慰安婦問題。
朝鮮総督府に勤めていた著者が、自らの体験をもとのその核心に迫る。

第1章 問題の敬意と河野談話
第2章 河野談話と悪影響
第3章 関係資料
  新聞記事、参議院質疑議事録、政府発表資料、女性のためにアジア平和国民基金、高校・中学教科書の記述

《著者略歴》
 大師堂 経慰(だいしどう つねやす)
大正6年、朝鮮に生まれる。昭和16年、京都帝国大学経済学部卒業。同17年、朝鮮総督府に入る。同18年、江原道地方課長。同20年、朝鮮総督府事務官(農商局)。同21年、引き揚げ後、商工省(通商産業省)経済企画庁に勤務。同34年、広島通商産業局商工部長で退官。同年、日本合成ゴム鰍ノ入社し、取締役、常務、専務等を歴任。同59年、退社。現在に至る。
論文
「朝鮮人慰安婦『強制連行』の虚構はこうしてつくられた」(「近現代史の授業改革5」『社会教育』1996年9月別冊、明治図書)