「南京虐殺」の徹底検証

東中野 修道 著(亜細亜大学教授)


四六並製  424頁
定価:1800円+税

平成10年8月15日発行


ISBN4−88656−153−5
C0021


不毛の論争に終止符を打つ


関係各国の公文書や外国報道等のオリジナル文献に基づき、
全争点を徹底的に検証して浮かび上がってきた「南京の真実」。
第1章 南京攻略への道
第2章 陥落前夜の南京城内
第3章 城門攻略
第4章 「捕虜の処置」の意味
第5章 争点の解釈(1)−旅団命令ニヨリ捕虜ハ全部殺スベシ
第6章 争点の解釈(2)−大体捕虜ハセヌ方針ナレバ
第7章 争点の解釈(3)−皆殺セトノコトナリ、各隊食料ナク困却ス
第8章 陥落後の城外の激戦
第9章 陥落後の城内の掃蕩
第10章 捕虜の資格
第11章 南京安全地帯の記録(1)
第12章 南京安全地帯の記録(2)
第13章 食糧問題と埋葬問題
第14章 「南京虐殺」追跡調査
第15章 「南京虐殺」の全体像
附章 改めて「ラーベ日記」を読む
《著者略歴》
  東中野 修道(ひがしなかの しゅうどう)
昭和22年、鹿児島生れ。同46年、鹿児島大学法文学部卒。同52年、大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。同60年、西ワシントン大学客員教授(日本思想史)。文学博士。日本「南京」学会会長。主な著書に、『徹底検証「南京大虐殺」』前衛出版社(台北)、『南京大屠殺的徹底検証」新華出版社(北京、海賊版)、『「南京虐殺」の徹底検証』展転社、『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究』共著・祥伝社、『国家破産−東ドイツ社会主義の45年』展転社ほか多数。