歴史から見た日本文明


	歴史から見た日本文明 ―日本人の新しいセルフ・イメージを求めて― 高森　明勅　著（國學院大學文学部講師）四六並製　　３７６頁定価：１９００円+税平成８年１２月２３日発行ＩＳＢＮ４－８８６５６－１３１－４ C００２１

西尾幹二・小林よしのり氏絶賛！

日本人のルーツ、最古の文字、「天皇」、仮名、伊勢神宮などを手掛かりに、古代から現代へたどる知的「日本さがし」。世界と向き合う日本の来歴。

プロローグ　地球時代の日本
第１章　日本人は単一民族か
第２章　列島「最古の文字」をさぐる
第３章　建国伝承をさかのぼる
第４章　伊勢神宮はいつ・なぜはじまったのか
第５章　「天皇」の起源と意味
第６章　仮名という創造
第７章　権威と権力の相克と棲み分け
第８章　世界史のなかの日本文明
エピローグ　日本人はどこへいきたいか

《著者略歴》
　高森　明勅（たかもり　あきのり）
昭和３２年、岡山県倉敷市生まれ。同５０年、麗澤高校卒業。國學院大學文学部を経て、平成元年、同大学院博士課程神道学専攻単位取得。その後、同大学日本文化研究所勤務を経て、現在、同大学文学部講師。
平成３年、大嘗祭の研究で神道宗教学会奨励賞を受ける。専攻は神道古典・祭祀研究。日本古代の国家と祭祀・儀礼・神話等について研究に取り組みながら、新しい歴史教科書をつくる会の理事・事務局長として、中学歴史教科書の執筆、世論の喚起に活躍中。
主な著書に『この国の生いたち』（ＰＨＰ研究所、平成１０年）『復興アジアの志士群像』（共著、昭和５９年）『皇室の伝統精神と即位礼・大嘗祭』（同、平成２年）『ガイドブック即位の礼・大嘗祭』（同、平成２年）『《検証と総括》天皇陛下ご訪中問題』（同、平成４年）『建国の理想を求めて』（同、平成６年）『日本の祝祭日を考える』（同、平成６年）