かがみのことば・つるぎのし

鏡の詞・劍の詩
―反時代的考察―

小堀 桂一郎 著(明星大学教授)



四六上製  480頁
定価:2913円+税

平成6年3月14日発行


ISBN4−88656−100−4
CO036

尖鋭な筆致で時代と世相を射抜いてきた著者の皇室論、東京裁判史観論、國防思想論97篇を集成。

第1部 皇室論 付・今上天皇御訪中問題
第2部 「東京裁判史観」の克服 付・「市ヶ谷濠一号館」を守れ
第3部 国防の思想 付・靖国神社論
第4部 国際関係・外交問題
第5部 時代と世相への寸言
第6部 「代々木」の森から

《著者略歴》
 小堀 桂一郎(こぼり けいいちろう)
昭和8年、東京に生まれる。同33年、東京大学文学部卒業後、旧西ドイツ・フランクフルト大学留学。同43年、東京大学大学院博士課程修了。同44年、『若き日の森鴎外』にて第十九回読売文学賞研究部門受賞。同58年、『宰相鈴木貫太郎』にて第14回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。現在、東京大学教養学部教授(比較文学比較文化専攻)。文学博士。