謀略の思想「反ケインズ」主義
―誰が日本経済をダメにしたのか―
丹羽 春喜 著(大阪学院大学教授)


四六上製  368頁
定価:2800円+税

平成15年8月15日発行


ISBN4−88656−233−7
C0036


(産経新聞、宮崎正弘)

(鷲尾村夫子)

ケインズの復権こそが日本を救う

株価下落、増え続ける失業倒産。
わが国に「第二の敗戦」をもたらした恐怖のマインド・コントロールの正体。
日本経済の凋落の原因を喝破し、再生を期す!

序章  日本経済を蝕む「反ケインズ」思想の謀略
第1部 「昭和の時代」の苦難と興隆の背後に
 第1章 日本を陥れたもの
 第2章 戦前の日本は経済的侵略国家に非らず
 第3章 有利なオプションが有り得たはずの痛恨の昭和16年
第2部 わが国を衰亡させつつある経済思想戦の実相
 第4章 苛烈・苦戦をきわめる戦況
 第5章 謀略の有無を検出する方法論
 第6章 破壊的経済政策思想の浸透による世論操作謀略の事例
 第7章 新古典派の内包する破壊的思想とその日本への浸透(1)
 第8章 新古典派の内包する破壊的思想とその日本への浸透(2)
 第9章 グローバリゼーションに潜む悪魔的ニヒリズム
 第10章 ブキャナン学派とリバータリアニズム
 第11章 新古典派とマルクス主義陣営の共闘で侵されている日本
 第12章 田中角栄失脚と福田積極財政の挫折と大蔵省の居直り
 第13章 バブル・平成不況そしてアジア経済危機
 第14章 国際金融資本「暗躍」説や米政府「策略」説などをどう把握すべきか
 第15章 わが国がとるべき政策
第3部 経済思想謀略のお先棒をかつぐ官庁情報操作との闘い
 第16章 「経済白書」の欺瞞的計算
 第17章 経企庁は巨大なデフレ・ギャップを秘匿している
 第18章 官製の欺瞞情報が日本経済を破滅に導く
 第19章 政府支出「肥大化論・無効化論」は虚言だ
 第20章 休眠個人金融資産1400兆円は虚説にすぎぬ
第4部 深憂にたえぬわが国家財政の危機
 第21章 財政支出削減の危険性
 第22章 国債累増の危機について考える
終章 不条理への反抗とケインズ的政策
付録 小泉総理大臣殿「打ち出の小槌」を振る決断を!
《著者略歴》
 丹羽 春喜(にわ はるき)
大阪学院大学経済学部教授。昭和5年、芦屋市生まれ。同28年、関西学院大学経済学部卒業。同33年、関西学院大学経済学研究科博士課程修了。同大学社会学部教授、筑波大学社会科学系教授、京都産業大学経済学部教授を経て、現在に至る。比較経済体制論専攻、経済博士。平成2年に著書『ソ連軍事支出の推計』(原書房)が、防衛学会の出版奨励賞を受賞し、長年の研究が大きな評価を受ける。)、『社会主義のジレンマ』(日本経済新聞社)、『ケインズは生きている』(ビジネス社)など著書多数。日本学術会議会員。
関連書籍
小山和伸 『救国の戦略』