※てんでんニュースより抜粋

この人に注目!話題の著者紹介
  第一回  高森明勅 (たかもり あきのり)
昭和32年、岡山県生れ。同58年、國學院大学文学部卒。平成元年、同大学院博士課程神道学専攻単位取得。その後、同大学日本文化研究所研究員を経て、現在、同大学文学部講師。同3年、大嘗祭の研究で神道宗教学会奨励賞。専攻の神道古典・祭祀研究に取り組みながら、新しい歴史教科書をつくる会の理事・事務局長として東奔西走の毎日。

平成2年に『天皇と民の大嘗祭』(小社刊)で論壇に登場。難しい事を分かり易く記述する筆力と明解な論旨で一挙に注目を浴びることになった。学究としての深みと、行動人としての情熱、そしてジャーナリスティックな感性が一体となった著述に「大型新人」との評も寄せられる。その「深みと情熱と感性」が第二作となった『歴史から見た日本文明』(平成八年・小社刊)で高度に結実。著名な論客たちの「必読タネ本」との噂も流れるほどの評価を得る。その後、教科書執筆など多忙ななかを、小社より『はじめて読む日本の神話』を上梓。著者が幼少より庭訓として馴染んだ「古事記」をはじめ、わが民族の魂の継承として現代に生きる神話の数々を「平易」に「深く」読み解いてみせた。テレビ・マスコミで時の人となっても「展転社な人々」の一人である。


大嘗祭とは何か。これまで識者が触れ得なかった「民の大嘗祭」という新しい視座で迫る。

 ⇒『天皇と民の大嘗祭』  四六並製/288頁 本体1456円

日本人のルーツ、最古の文字、天皇、仮名などを手掛かりに、古代から現代へと辿る。

 ⇒『歴史から見た日本文明』  四六並製/376頁 本体1900円

民族のイマジネーションが生み出した神話。豊かで奥深い貴重な先人の遺産を読み解く。

 ⇒『はじめて読む「日本の神話」』  四六上製/184頁 本体1200円