第8回 平成の大演説会 (平成15年9月18日 於 文京シビックセンター小ホール)

−救国の新勢力結集−

弁士  小山和伸

 今回の演説会は、詢に残念ですが西村眞悟代議士は公務のために講演がキャンセルとなりました。楽しみにしていた皆様方には改めてお詫び申し上げます。
 西村代議士の講演に代わりまして秘書の佐々木さんより近況報告がございました。民主党との合流に際しても、政治家としての信念は変わらないと表明されました。

佐々木秘書

 小山和伸先生は救国の戦略を熱弁。まず現状分析として、我が国が様々な分野で「主権喪失」の状態にあることを指摘されました。その上で日本人の善人劣性を排して、国際社会では戦略が重要であることを強く述べられました。また、経済学者としての立場からも平成の不況の原因を言及。ドル建てによる為替差損により40兆円近く日本が損をしている事実には、驚きを禁じえませんでした。
 大学並びに街頭で鍛えた弁舌は、時にユーモアを交えながら最後まで聞く者を離さない面白さがありました。「難しいのではなく簡単な事象が複雑に絡まっているだけである」と仰られる先生の演説は、わかりやすい言葉で説明されていながら本質を鋭く捉え、かつ熱情に溢れていました。


小山和伸教授


最後に、都議会議員の古賀俊明先生から今後の国民運動の方向についてお話を頂きました。国立追悼施設、ジェンダーフリーなどの問題についてご説明いただきました。

古賀俊明都議